白内障について
2019年01月05日
白内障って、老人の病気でしょう?
これが一般の方が思っていることですが、、、
実は40歳の貴方、白内障は始まっています。というのは、例えで言うと、膝が痛くなってきたのよね、という方と同じで、白内障は老化現象の一種です。
目の水晶体というところが濁って見えなくなるのですが、水晶体はピント調節を担っているところなので、白内障になるとピント合わせも難しくなります。
症状としては、視力が下がる、見えにくい、遠くから来た友人の顔が判別できない、お月さんが2重に見える、などです。
白内障の原因はほとんどが加齢(老化)によるものですが、
老化に対しても抗酸化作用のあるものをとって予防しましょう。
しかし老化防止の栄養素だけではもちろん白内障は防げません。
ルテインは水晶体に含まれますが、水晶体が特に弱いのが糖代謝。
つまり糖尿病の方は白内障になりやすい。ということです。
実際に当院でも糖尿病がある患者さんは若くても白内障が進み、手術しないといけない程になっています。